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AGILE COSMETICS PROJECT

作成者: b8ta Japan|2021/03/1

 

ECだけでは実現が難しい顧客体験の提供とインサイトの把握


「AGILE COSMETICS PROJECT」は“イメージではなく、効果を追求し、お客様の肌と一緒にアップデートし続ける”スキンケアブランド。肌に確実な手応えをもたらす、豊富な有用性をもつ天然由来成分を原料とすることで効果と共に、肌への心地よさをも両立。

継続して利用し、効果を実感していただけるよう、常にお客様の声を取り入れ、最新で最良の商品に迅速に(Agile)アップデートしていくことで、現代のライフスタイルに沿った新しいスキンケア体験の提供を目指している。

 

オンライン・オフラインの垣根を越えて、ブランドの価値が伝わる商品体験を提供したい


これまではオンラインをメインにビジネス展開をしてきたが、販売形態へのこだわりはなく、ブランドの価値に共感してくれた方への商品体験を提供したいと考えていたというAGILE COSMETICS PROJECT (ACP)の代表の内保氏(上記写真)。

b8taのことを初めて知ったとき、「新しい発見と体験」を提供するというb8taのミッションと、カテゴリをまたいだ商品を取り扱うb8taの店舗づくりに対する姿勢が、ACPの考えている体験提供や、どの年代・性別の方にも使っていただける「ボーダーレス」なブランド・商品づくりへの想いと親和性が高いと感じたという。また、b8ta自体もデータやお客様のフィードバックを受けて店舗体験を改善していくことを目指しているという点においても、常に商品のアップデートをしていくACPと同じコンセプトだと感じ、一緒に新しい体験提供ができるのでは、と出品を決意。
 
“カテゴリを超えた商品展開が、ボーダーレスな現代人のライフスタイルを体現していると感じました。コスメを探している人やコスメ好きの人たちだけではなく、ガジェット好き・新しいモノ好きな人たちにACPを発見してもらい、ブランドの価値観やアップデートしていくというコンセプトに共感してもらえる場所が、b8taと一緒であれば作れるのではと思いました。"

 

コスメのカテゴリを超えた層にリーチ
自社に集まるフィードバックだけでは見えない、b8taのデータからのインサイト

b8taへの出品後、日々b8taから送られてくるデータの中で、どのくらいの人が商品の前を通り、そのうちどのくらいの人が興味を持って立ち止まったか、どのくらいの人が実際に体験してくれたのかという数字の推移も興味深く見ているが、それ以上にACPでは、スタッフから送られてくる体験者の声に注目し、マーケティングコミュニケーションに役立てている。

ACPでは、自社でも様々な方法で商品のフィードバックを集めているが、自社に送られてくるフィードバックは、女性層やデジタルに慣れている20-30代かつ、購入後の体験におけるフィードバックがどうしても多くなる。 b8taの幅広い来店者の方々から送られてくるフィードバック、特に男性や、高めの年齢層の方たち、そして購入を決めるその場での声といった、自社で集めにくいフィードバックが得られることが大きなメリットだという。
 
“実は、b8taから送られてくるフィードバックは社内でSlack連携し、全チームメンバーと共有、みんなで非常に興味を持って拝見しています。自社ではなかなかリーチできない層の方からのコメントなども届いて、チーム内でも大きな学びになっています。また、フィードバックを見ていると、お客様の声だけではなく、スタッフの皆さんがどうやってACPのことをお客様に伝えてくださっているのかも見えてくるのですが、スタッフの皆さんもACPを本当に好きになって頂いて、パッションを持って楽しんで接客してくれているのが伝わってくるのも非常に大きいです。
商品トレーニングでブランドをしっかり理解したb8taのスタッフの方たちの、接客の際の訴求ポイントなどもこれからのブランドコミュニケーションの参考にさせて頂いています。”

 

SNSやWEBで興味を持った消費者の、「試してから購入したい」ニーズに応える場に


b8taでは、店頭でACPに興味を持たれた方に、ブランドブックのお渡しやECで使えるクーポンの配布を行い、ACPのECサイトへの誘導をしているほか、b8ta店頭での商品販売も行っている。b8taに出品する前は、店頭販売の売り上げはほとんど「14 DAYS KIT」というトライアルキットに集中するのではと予想していたが、実はb8ta店頭ではフルサイズの商品が売れている。

これは、ACPのソーシャルメディアやPR記事、ブランドサイトの店舗情報などを見たACPファンがb8ta商品体験できることを知り、b8taに来店、気に入ってフルサイズの商品を購入していくということがおきているからだ。

このように、b8taには面白いモノ・新しいモノを「発見する」ことを目的に来る方だけではなく、特定の商品を目的に来店される方も多いのだが、ACPは非常に目的来店の方が多いブランドの一つ。

ACPを知らない非ブランド認知層への認知、興味喚起の場所としてだけでではなく、「SNSなどで見て商品に興味を持っていたけど、実際に試してから購入したい」というブランド認知層への購入の決め手を創る場所としても非常に上手にb8taを活用している。

また、このような店頭での販売傾向などから、新しいトライアルキットの組み合わせなども検討しているとのことで、b8taのデータをきっかけに新しい商品の企画も進んでいる。

b8taとの取り組みを受けて、新たなメディアでの露出獲得や、b8ta出品について書いたACP公式noteの記事が2020年の記事で最も読まれる(最高のPV)など、PRへの波及効果も生まれている。

“私たちが本当にb8taを使ってよかったと思うのは、コスメのカテゴリを超えたターゲットの人たちにリーチできたこと。きっとb8taに来店される方や、他の出品ブランド様たちも、b8taのビジョンやミッションに共感している方が多いと思うので、「新しい発見と体験」を提供していきたいと思っているブランドが活用するのには非常に向いているかと思います。今後は、そういった、同じ想い持ってb8taに出品されている他のブランド様とのコラボなどもしていきたいと思っています。”

 

オンラインとオフラインの垣根を超える体験型ストア
「b8ta」にACPが展開を決めた理由|AGILE COSMETICS PROJECT│アジャイル コスメティクス プロジェクト|note

 

【b8ta活用でのビジネスへの波及効果まとめ】

  • 既存の購入者層とは違う、男性や幅広い年代の女性にリーチでき、ブランド認知の幅が広がった。
  • 自社でフィードバックを集めづらい男性や高めの年齢層からのフィードバックや、購入を意思決定する際の声をマーケティング戦略に活かしている。
  • 商品の販売傾向などのデータを、キットの組み合わせ等、新商品の企画に活用
  • b8taとの取り組みが、新たなメディア露出やnote記事のPV最大化につながり、PRへの波及効果も生まれた。